海外留学生に貸し付けへ 八重山毎日新聞
海外留学生に貸し付けへ
石垣市出身で会社顧問の桃原用昇氏(69)=東京都大田区田園調布=は20日、額面1億円の30年国債を石垣市に寄付した。
郷里の人材育成や教育の振興に役立てる奨学基金として活用するよう要望、石垣市は「桃原用昇奨学基金」として4月から運用を予定している。
同日、中山義隆市長に目録を手渡した桃原氏は「人生の第4コーナーを回り、どう幕を下ろすかが大事。長い期間を見据えて活用してもらいたい」と述べた。
個人の寄付額としては県内最高。手数料を含めると1億437万円を支出している。
国債は年利2%で年間200万円の利子がつく。
市は果実を運用し、海外留学生を対象に無利息で貸し付ける。
大卒後に借用金額に達するまで返済してもらう計画。
市議会3月定例会で条例などを整備する。
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